手に入りづらい単6電池を9V角型電池から取り出す手順書

HPの ノートPCを買って1.5年、付属してたタッチペンが反応しなくなったので電池交換しようと電池抜いてみたらなんだか単4より細いアレです。いわゆる単6電池ってやつで日本の規格に無いサイズ。

コンビニにもホームセンターにも売ってません。アメリカだとAAAAという規格なので普通に売ってます。こういうところにインターナショナル感出さないでほしいなぁHPは。

最近はアマゾンでも入手可能なんだけど欲しいときに必要なだけ安く購入するカンバン民は待つことができない民族。

で、ちょこっとググれば9V角型電池から作る方法が簡単に出てくるんだけど細かい手順まで載ってないので載せておく。

なお非公式名の「単6」という呼び名だけどJIS(日本工業産業規格)のサイズ規則に従って「LR61」って記載してるところもあるけどこれも世を忍ぶ仮の型式なので非公式名。


必要な工具

・金属用のニッパー

・ラジオペンチ


まず100円ショップでもコンビニでもホームセンターでも電気屋でもいいんで9V角型乾電池に[6LR61]って書いているのを買います。

正直、そんなに性能差無いんでアルカリなら安いヤツで構いません。
「6LR61」という記載の電池を選ぼう。



ニッパーで外板を剥いていきます。

側面が金属のタイプは継ぎ目をニッパーで噛んで巻くように剥き剥がすとラク。

樹脂のタイプは底面の角を挟み千切る感じで剥がす。

外板が剥き終わると中から単6が6本、直列に電極板が溶着されているのが出てくる。


広げるとこんな感じ。


これは別の9V電池を剥いてみた。


次に、電池に"くびれ"のような溝があるのがマイナス端子なので、マイナス端子の電極板をラジオペンチの先端で挟んで巻くように剥がします。

※このときプラス端子側は剥がさないこと。


クビレがある方がマイナス端子。


剥がすとこんな感じ。
プラス側は端子板を残しておく。


きれいに端子を剥がせた例

少し溶着跡が残ってしまった例。このくらいならギリギリ平気かな。
ササクレが大きく残ってしまった場合はヤスリで落とすと良い。


で、ここからが他では紹介されていないチョイ足し工夫。
プラス電極についている端子板をラジオペンチでつまんで巻いていきます。


巻いた後。

拡大 

本来、電池のプラス端子って突起があるんだけど、突起が無いと電池を機器にセットしてもスカスカ浮いてしまうことがある。
この"巻き"の部分が突起の代わりというわけ。
突起は2mmくらいだけど、多少高めでも機器にセットしたとき勝手に潰れてちょうどいい高さになるので低すぎなければそんなにシビアにならなくてもOK。

6本すべて完了。
(全部使いきるのはいつになることやら…)





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